なるほどね。

北海道民独身男性の日常

雪の降る街を

誰も歩いていない夜の街はいい。

 

ちっとも浮かれた雰囲気のない暗い道を歩いてポストに年賀状を投函してきた。

辺りは静まり返っていて、いつもと何も変わらない。

なんとなくワイワイしている中年の集団がセイコーマートにいたものの。

しかしそんなのはこの時期じゃなくても見かけるだろう。

 

コンビニで晩飯を買って寒い帰り道を早足で歩きながら思う。

結局、世の中はいつも通りだった。

今夜が聖夜であることを意識しているのは、むしろ自分の方じゃないのか。

いつも見ないふりをしている寂しさの重みをふと感じてしまっただけじゃないのか。

誰に誤魔化すでもないのに乾いた笑いが浮かぶ。

 

今日もコンビニの飯は可もなく不可もなく腹を満たした。