なるほどね。

北海道民独身男性の日常

空腹について。

「腹が減っては戦が出来ぬ」とはよく言ったものだと思う。

腹が減っている時は何を考えてもネガティブな方へと堕ちていくものだ。

 

田舎に引っ越して、一番の悩み事は食事だ。

とにかく食事をする場所がない。

いや、あるといえばあるのだが、正確には夜遅くまで開いている飲食店が無い。

市で唯一のマクドナルドは20時で閉まる。

そば屋もすぐ閉まる。カレー屋もすぐ閉まる。

驚いたことに市で唯一の牛丼屋であるところのすき家ですら、24時間営業ではない。

セイコーマートのホットシェフは20時を過ぎるとマトモなものが残っていない。

そうなると結局、残業した日の晩飯はラーメンになってしまう。

たまにラーメンなら良いのだが、毎日では身体に悪い。

最近腹回りに付いてきた「ぷにぷにとしたモノ」も気になる。

時折ほっともっとに行くこともあるが、幕の内では腹が減る。

自然、特のりタル弁当のようなメニューに走ってしまう。

せめて市と名のつく所には一つくらい、半田屋のような24時間営業する店が欲しい。

晩飯は白いご飯に味噌汁、魚の煮付けにほうれん草のおひたし辺りが丁度いいのに。

そんなごはんが、今ではぜいたく品である。

 

遅くまで残業をしてラーメンを啜る時、腹は満ちても心の何処かが満たされていない。

そんな心の空腹が、どこからともなく寂しさを呼ぶのだろう。