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なるほどね。

北海道民独身男性の日常

お盆

今年もお盆がやってきた。

お盆にはご先祖様の霊が里帰りするという。

一体、それをどれだけの人が信じているのかはわからない。

死後の世界があるのかどうか、それすら定かではない。

 

しかし、それでも何となく、お盆にはご先祖様を意識してしまう。

論理的な根拠も何もない、ただそう思ってしまうだけなのだが。

身も蓋も無い話だが、結局は生者の心の持ち様なのだろうと思っている。

 

常々思うことだが、人の死は身体の死とはイコールにならないと考えている。

生きているすべての人の記憶からその人が失われた時が、本当の死なのではないか。

人々の思い出、語り継がれる話の中に、死者は存在すると言って良いのではないか。

 

そう考えればなんとなく、お盆の役割というものが見えてくる。

ご先祖様のことを間断なく想い続ける人はそうそう居ないはずだ。

みんな日々の暮らしに精一杯なのだからそれは仕方のない話と思う。

だから年に一度はご先祖様に思いを馳せ、存在を繋いでいこうと。そういう事と思う。

 

それはともかくとして、お盆といえばお祭りである。

騒がしいのはあまり好きではないが、盆祭りの非日常的な空気は好きだ。

有明では別な祭りが佳境を迎えているようだが。

雰囲気に当てられ、騒ぎに巻き込まれたり体調を崩したりしないよう願うばかりだ。