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なるほどね。

北海道民独身男性の日常

残業のちラーメン

残業は疲れる。

そこまで身体を動かしているわけでもなく、そこまで集中しているわけでもない。

それでも、残業のダメージはじわじわと蓄積していく。

 

肩を落として会社を出ると、空腹が限界を超えて空腹ではなくなっている。

しかし栄養補給を欠かすわけにも行かず、開いている店を探す。

そして思い出す。ここは道北。

夜に開いている店はラーメン屋とすき家だけ。

しかも頼みの綱であるラーメン屋は、火曜日が定休日だ。

ではすき家に行くか?深夜のお通夜のようなすき家に?絶対にイヤだ。

 

全滅。

 

全滅である。

 

悲しみに暮れながら車を走らせること約20分。隣町のラーメン屋に入る。

ここは奇跡の27時まで営業の店だ。豚骨の異臭がキツいが味は素晴らしい。

無意識に大盛りを頼んで後悔する。醤油つけ麺900円。

 

運ばれてくるつけ麺。その量を見てまた後悔する。

一口食べる。

 

空腹感が、感情という感情が、一気に蘇る。

 

気づいた時には、つけ麺は消えていた。